平成20年

秋季リーグ戦

8月16日(土)〜8月25日(月)
 第1節 福歯大−久工大 (先攻・3塁側)
 球 場: 鳥栖〜田川
 試合順: 第3試合
 結 果: ●  2−12 (7回コールド)
 ※ 1回表終了後、豪雨のためサスペンディッド。8月25日の予備日に継続試合。
   16日 鳥栖では記録的な降水量を記録した。選手の出発より遅れて試合に向かう途中、タイヤの上部まで漬かるような場所もあった。


8月19日(日)
 第1節 久工大−福歯大 (後攻・1塁側)
 球 場: 鳥栖
 試合順: 第1試合
 結 果: ● 10−0 (7回コールド)


8月23日(土)
 第2節 福歯大−長崎大
 球 場: 田川
 試合順: 第2試合
 結 果: ● 3−5
 ※ 3強の中では一番実力差が近く、打倒・長崎大学をキャッチフレーズに 2006秋・毛利副主将(当時)が高い目標を掲げていた。実際には、2007春・秋、2008春と完敗が続いていて、試合の中で結果を出すことの厳しさを感じさせられていた。感覚的な”少し上”と感じる相手の距離は、現実には思った以上に遠いという場合もある。その長崎大学相手に 初めて いい内容の試合をしたと思う。

8月24日(日)
 第2節 長崎大−福歯大
 球 場: 田川
 試合順: 第2試合
 結 果: ● 10−0 (7回コールド)


8月30日(土)
 第3節 福県大−福歯大
 球場: 筑豊緑地
 試合順: 第1試合
 結果: ○ 1−8 


8月31日(日)
 第3節 福歯大−福県大
 球場: 筑豊緑地
 試合順: 第3試合
 結果: ○ 19−9
 ※ コールド勝ちの点差だが、その差を付けたのは9回表だった。

 ※ この節は当番で 両日とも 早朝から夕方まで 他校同士の試合も含め、じっくり堪能できた。


9月6日(土)
 第4節 西工大−福歯大
 球場: 鳥栖
 試合順: 第1試合
 結果: ● 7−3 (延長10回)
 ※ 3−1の劣勢から、9回裏に2点加点し同点。サヨナラのランナーがタッチアウトで大魚を逃した。
  10回表にエース山田が力尽きる。

9月7日(日)
 第4節: 福歯大−西工大
 球場: 久工大G
 試合順: 第3試合
 結果: ○ 9−5
 ※ 昨秋の西工大戦勝利と比べ、安定感のある勝ち方ができた。現時点での実力は、昨秋と比べて 遜色ないということだろう。前日、180球ほど投げた山田が 連投で130球ほど投げた。連投にもかかわらず、質の落ちないピッチングに 打撃陣が奮起。右の速球派で、苦手とするタイプのピッチャーだったが、相手守備の乱れに うまくつけ込み、昨日以上の得点をたたき出したのが 大きな勝因の1つ。
  ただし、今年と同等の実力を維持するだけで 来年のデンタルでも 同等の結果を必ず残せるとは限らない。それほど野球というスポーツは甘くないと経験上も思う。
  さらなる攻撃力の向上(個人の打力もそうだが、サインが出ていない時も含めた 状況に応じたバッティング、戦略など)、エースの山田に続く ピッチャーの育成が急務と思う。


9月13日(土)
 第5節 九歯大−福歯大
 球場: 西工大G
 試合順: 第3試合
 結果: ○ 5−11
 ※ 貫禄勝ちで4勝目。しかし、春先と比べると、九歯大も成長してきている。九歯大のシーズンオフの意気込み次第では、来春は、うかうかできないと予想する。

9月20日(土)
 第5節 福歯大−九歯大
 球場: 猪井金
 試合順: 第1試合
 結果: ● 1−6
 ※ 時は今。来春ではなかった。本当の意味での強さを維持するのは、難しいこと、反面 十分に事前に自覚できない程度の隙や緩みも 凋落の十分な原因になることを 思い知らされた。おごる平家は久しからず。
 それでも、以下 1〜3のグッドニュースが残っていたのは、不幸中の幸いだった。
リーグ閉会式でも 小笠原真司(長崎大学・リーグ理事長)先生から、1〜3位のチームまでが個別の講評をいただき、圏外の4〜6位のチームは 一緒にまとめて ”もっと練習して、1つでも上を目指してください”と一言で簡単に総括されるのが恒例なのだが、
”4位の福岡歯科大学は、9勝1敗と抜群の成績で優勝した西日本工業大学に唯一黒星を記録つけるなど、確実に力を付けてきました‥‥云々”の有り難いコメントをいただいた。

1.リーグ4位のポジションは維持できた。

2.中山とともに 史上初の短大所属の部員で入部許可を獲得するにも大きな苦難を乗り越えてきた西川が、3塁手としてベストナインに輝いた。本学が3塁手でベストナインを受賞するのは、初。プロ野球や社会人野球と同様、三塁手は強打者が揃うからレベルが高い。
 彼らは、野球を心から好きなのが言葉にしなくても分かるほど、ひたむきな練習姿勢と高い技術で 本学の内野の守備力を格段に上げてくれたり、投手を育ててくれただけでなく、現役部員たちと 心から馴染んでくれた。揃って高校野球の名門校出身の彼らには、どんなに技術が高くても、慢心せず、純粋に 自分の能力一杯に野球に打ち込むこと自体を楽しみとする選手が、結局は一番輝くという 基本中の基本を 自らのプレーや練習で示してくれたと思う。
 在校期間の短い彼らは、今年が最終学年であり、デンタルには参加できなかった事情もあり、最後にいいプレゼント(もちろん自分で勝ち取ったものだが)になった。

3.荒井が、1塁手としてベストナイン。どんなに絶望的な場面でも、ゲームセットまで ファーストの守備位置から 声を張り上げて、チーム全員を勇気づけようとする闘将だけに 個人賞という形で報われるのは 嬉しいこと。
 ダイヤモンドで孤独になりがちな投手心理として、野手とくに 距離の近い 内野手の声からは大きな勇気をもらう。声はなくても、ボール回しや内野ゴロのプレーの最後など ゲーム中 キャッチャー以外だと ファーストからボールを もらって投球に入るケースが一番多く、投手にとっては キャッチャーが女房なら、ファーストは娘のようなものかもしれない。
 孝行娘をもった父親と同様、頼りになる ファーストをもったピッチャーは幸せである。
現役時代の 王貞治氏は、攻守ともに素晴らしく、ピンチの場面では マウンドに駆け寄り一言・・・・ファーストとしての役割を 最もよく果たしていた選手の1人だろう。

※ チームから2名のベストナインが出たのは、1990春の上野博司・捕手、行武正昇・外野手のダブル受賞に遡るから18年ぶりの快挙だった。
 反面、毛利(打撃成績ベストナインの常連だが、長崎の大島くんがいる)や山田(4勝も挙げ、西工大の監督やコーチ、長大の理事長などからいつも口を揃えて、お誉めの言葉をいただく)には あと一歩のところで、個人賞に届かないのは、先々 もっと大きい形で報われる ご褒美が待っているからだと 信じたい。


閉会式の一場面。左端のピッチャーから、2,3,4‥‥とポジション順にベストナインの表彰を受ける選手たち。
嬉しそうというより、厳しい顔、引き締まった顔が多いのが、学生野球らしい。

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