2008(平成20年)秋 |
1位 西工大 24★、2位 久工大、3位 長崎大、4位 福歯大、5位 九歯大、6位 福県大
打 率
リーグ6位
荒井 太輔 選手 0.394
リーグ9位
西川 真司 選手 0.382
ベストナイン
荒井 太輔 選手(一塁手)
西川 真司 選手(三塁手)
チーム内複数選出は、18年前の
1990(平成2年)春の 上野 博司 選手(捕 手)、行武 正昇 選手(外野手) <オールデンタル 準優勝>
にまで遡る。
他に、
1989(平成元年)秋の 平塚 守 選手(一塁手)、矢野 英次 選手(二塁手) <オールデンタル ベスト8>
1982(昭和57年)秋の 松島 一夫 選手(捕 手)、蔵當 有一 選手(外野手) <オールデンタル 優勝>
の2回しかない。
いわゆる黄金時代の栄光で、過去の実績と肩を並べたと言って 遜色はない。
福岡歯科大学硬式野球部の歴史に新たな伝説を1つ加えた。
※ 最終戦の九歯大戦に敗れ、4勝6敗。この最後のつまずきで、昨秋の5勝より下がった。
単純に考えると、デンタル初戦敗退の去年の秋の方が強かったと見る向きもあるだろう。
しかし、長大戦の1試合、西工大戦の1試合は勝敗がひっくり返っておかしくなかった。九歯大戦も勝っていたと 虫の良い皮算用をすれば、7勝の可能性があった。総合的に見ると、昨秋より 実力は高かったとみたい。
この結果を 慢心や凋落の始まりではなく、来年へ向かう新たな出発に向けたバネにしてもらいたい。
オールデンタル: 準優勝
※ デンタル中 試合前日の午後9時くらいからミーティングを開くのが恒例だった。今回は、宿泊が2箇所に分かれたので、わざわざ移動して参加した選手やマネージャーが 約半数いる。折角 苦労して開いているミーティングなので、都合4回のミーティングでは、毎回 違ったメッセージを伝えようと知恵を絞った。上手くいったのも、滑ったのもあるが、
「このチームで1つの伝説を作ろう!」 と宣言して、これに見事選手が 応えてくれたのは、感無量だった。
試合のない日(次の対戦校の偵察をする日)が途中まで中1日挟まったので、皆でカラオケに行くような リラックスタイムを作った時間も思い出深い。キャプテンやマネージャーの発案だと思うが、うまく緊張と弛緩のバランスが取れたと思う。
部長名 | 岡村 和彦 | 監督名 | 吉田 智治 | コーチ名 | 柳迫 利宗 |
コーチ名 | 竹中 淳 | コーチ名 | コーチ名 | ||
コーチ名 | 主将名 | 毛利 收孝 | 主務名 | 小山 拓真 |
位置 | 背番号 | 氏 | 名 | 学年 | 投・打 | 身長(cm) | 体重(kg) | 出身校 | |
1 | 投手 | 18 | 山田 | 謙介 | 4 | 右・右 | 174 | 60 | 奈良学院 |
2 | 投手 | 4 | 盛根 | 将隆 | 2 | 右・右 | 177 | 85 | 浦 添 |
3 | 投手 | 11 | 森本 | 康裕 | 2 | 左・左 | 170 | 63 | 広島工業大学 付属広島 |
4 | 捕手 | 6 | 毛利 | 収孝 | 4 | 右・右 | 171 | 73 | 岩 田 |
5 | 捕手 | 1 | 中山 | 亮 | 2 | 右・右 | 176 | 86 | 沖学園高等学校 |
6 | 内野手 | 5 | 林 | 寛 | 6 | 右・右 | 182 | 70 | 龍 野 |
7 | 内野手 | 3 | 和智 | 貴紀 | 5 | 右・右 | 176 | 60 | 福大大濠 |
8 | 内野手 | 8 | 高田 | 俊輔 | 5 | 右・右 | 166 | 57 | 豊 岡 |
9 | 内野手 | 2 | 梶原 | 弘一郎 | 4 | 右・右 | 162 | 60 | 帝京第五富士 |
10 | 内野手 | 10 | 松浦 | 徹 | 3 | 右・右 | 172 | 56 | 山 口 |
11 | 内野手 | 13 | 遠藤 | 聡 | 2 | 右・右 | 164 | 67 | 浜 田 |
12 | 内野手 | 16 | 西川 | 真司 | 2 | 右・右 | 172 | 65 | 東和大学附属 東和高等学校 |
13 | 内野手 | 14 | 荒井 | 太輔 | 2 | 右・右 | 172 | 73 | 明治学園 |
14 | 外野手 | 7 | 田中 | 利幸 | 5 | 左・右 | 168 | 60 | 青 雲 |
15 | 外野手 | 25 | 神内 | 佑介 | 5 | 右・右 | 170 | 59 | 徳 山 |
16 | 外野手 | 21 | 濱田 | 広之 | 5 | 左・左 | 171 | 59 | 福大大濠 |
17 | 外野手 | 19 | 河野 | 真輝 | 5 | 右・右 | 170 | 57 | 多々良 |
18 | 外野手 | 9 | 小山 | 拓真 | 3 | 左・左 | 165 | 55 | 福大大濠 |
19 | 外野手 | 15 | 安里 | 啓 | 1 | 右・右 | 171 | 73 | 昭和薬科大学附属 |
20 | 外野手 | 23 | 三島 | 卓生 | 1 | 右・右 | 175 | 67 | 県立平田 |
21 | |||||||||
22 | |||||||||
23 | マネージャー | 近藤 | 智香 | 5 | 徳島文理 | ||||
24 | マネージャー | 高田 | 奈美 | 5 | 城 北 | ||||
25 | マネージャー | 福重 | 綾乃 | 4 | 鶴 丸 | ||||
26 | マネージャー | 蘭 | 満紀子 | 2 | 八女学院 | ||||
27 | マネージャー | 木下 | 真梨子 | 2 | 明治学園 | ||||
28 | マネージャー | 緒方 | 佳代子 | 2 | 熊本第一 | ||||
29 | マネージャー | 佐々木 | 智江 | 1 | 広島ノートルダム 清心 |
||||
30 | マネージャー | 財部 | 由唯 | 1 | 都城泉ヶ丘 | ||||
31 | マネージャー | 富松 | 瀬莉奈 | 1 | 東筑紫学園 |
2008秋季リーグ打撃成績
打数 | 得 | 安 | 打点 | 振 | 球 | 盗 | 打率 | |
荒井 太輔 | 29 | 3 | 14 | 7 | 3 | 2 | 2 | 0.483 |
西川 真司 | 31 | 10 | 13 | 6 | 2 | 4 | 1 | 0.419 |
田中 利幸 | 19 | 6 | 6 | 5 | 2 | 6 | 2 | 0.316 |
濱田 広之 | 20 | 3 | 6 | 1 | 5 | 3 | 1 | 0.300 |
盛根 将隆 | 26 | 6 | 7 | 5 | 4 | 4 | 0 | 0.269 |
毛利 收孝 | 25 | 5 | 5 | 1 | 4 | 6 | 1 | 0.200 |
山田 謙介 | 27 | 3 | 5 | 1 | 5 | 4 | 2 | 0.185 |
松浦 徹 | 23 | 2 | 4 | 2 | 4 | 6 | 3 | 0.174 |
森本 康裕 | 37 | 2 | 6 | 1 | 3 | 2 | 3 | 0.162 |
安里 啓 | 13 | 4 | 2 | 0 | 4 | 4 | 0 | 0.154 |
河野 真輝 | 2 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0.500 |
和智 貴紀 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 3 | 1 | 0.333 |
高田 俊輔 | 3 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.333 |
遠藤 聡 | 4 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0.250 |
三島 卓生 | 7 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0.143 |
梶原 弘一郎 | 5 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0.000 |
神内 佑介 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.000 |
小山 拓真 | 5 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0.000 |
中山 亮 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.000 |
Team | 285 | 46 | 73 | 31 | 43 | 44 | 17 | 0.256 |
リーグ戦の打ち上げの日に 木下マネージャーから、CDでデンタル時の画像170枚ほど いただいたので、その中から出来るだけ 普段日の当たりにくい試合以外の部分も強調しながら、一部紹介してみたい。
7月31日行きの飛行機は関西空港で花巻へ乗り継いだ。2便とも同じ客室乗務員だったのですが、ある事件で木下マネージャーが 客室乗務員の1人に非常に気に入られ、ゲットした 飛行機の模型。手書きで勝利祈願まで入っているのは、相当なお宝!?
8月1日。初戦試合前。今大会では、円陣の声出しも非常に良かった!声やシートノックで 相手を威圧する迫力があった。
同じく初戦。
初戦のベンチ。雨で中断中の一コマ。
8月2日。初戦の雨でどろんこのユニフォームが マネージャーたちが協力して、ホテルのバスルームを使って 下洗いしているところ。選手の活躍の裏には、影の献身的なサポートがある。
こういう写真は部長では撮影不可能な世界。木下マネージャーに感謝。
8月3日、2回戦。一番厳しかった 日大松戸戦の後、軽く打ち上げしようということになった。
同じく3日のミニ・打ち上げ。2枚とも 激戦を制した余韻の残る いい表情を 皆さん見せています。
ちょっとのつもりが、二次会・カラオケに行こうという話になった!
部長も ここまで乗せられて、熱唱してしまった。
この日 カラオケで騒ぎすぎた 田中は、翌日から決勝戦まで 嗄声(声がかすれて)になってしまった。
十分騒いで 満足して変えるところ。
8月4日。準決勝の前日のオフ日。ちょうどデンタルの期間に行われていた さんさ踊りを見学に行ったマネージャー2人。
8月6日。決勝戦前の控室で。この画像が誰かは一応分からない。決勝戦直前に この度胸は立派なもの。
決勝戦前の控室 その2。
決勝戦。試合前の練習。
試合後。恐怖の逆さ胴上げ。
8月6日。主将交代式を含む 最後の打ち上げ。次期、副主将の盛根の豪快な一気飲み。
グラウンドだけでなく、こういう場でも 迫力満点で 絵になる男。
次期主将の松浦の決意表明の挨拶。
この日 午後8時台の新幹線で東京へ移動、羽田空港最寄りのホテルに宿泊し、翌朝一番の飛行機で 試験に向かう6年林を送り出す前の1杯。林はデンタル直前にも試験があり、2日遅れで合流。こういう強行軍にも、学務の厳しさが出ている。
歯科界、歯科医師国家試験の厳しさの縮図でもある。
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